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Q
- むし歯を治療しても、またむし歯になるのはなぜですか?
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A
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むし歯の治療はあくまでも修復です。再生して元通りになったわけではありません。
また、修復した歯は、修復していない健康な歯に比べると再度むし歯になる危険性は高いのです。
治療したからと安心せず、むしろ治療した歯こそ二度虫歯にならないよう予防が必要なのです。
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Q
- 乳歯のむし歯は永久歯に影響しますか?
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A
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乳歯がむし歯になった場合、早期に治療を行なえば、永久歯への影響はほとんどないといって良いでしょう。しかし、むし歯を放置した場合には影響がでてきます。
歯と歯の間のむし歯を放置していると、むし歯で歯が欠けた分歯が動いて、その結果、永久歯がはえる隙間がなくなり歯並びが悪くなる場合があります。
また、むし歯で歯がなくなりしっかり噛めないと顎の骨の成長も悪くなるかもしれません。
むし歯が進行して歯根の先が炎症を起こしそれを放置していると永久歯の歯胚(歯のもととなる組織)に炎症が及び、永久歯が変色したり形成不全をおこしたりします。